お知らせ

【ゲスト講師】名古屋学芸大学メディア造形学部デザイン学科プロデュース基礎論

5月20日名古屋学芸大学にてプロデュース基礎論のゲスト講師として学生たちに授業をしてきました。

「私は人を巻き込んで企画を作るのが得意だが、なぜできるのかわからない。私の40年の人生を今から語るので、皆さんに私のプロデュース論とはどんなものかを考えてほしい」と最初に問いを投げました。

AIを利用して、小さい時の写真が話すことで、あたかも子どもの私が話しているような仕掛けをしたり、落語家と芸術家と2回その場で着替えたり。

とにかく、たくさんのメッセージを学生たちに伝え続けました。

感想の中で1番印象に残っているのが、「尾崎さんの講演が始まり、まず感じたのが「恐怖」でした。なにか凶暴な野生動物が目の前にいる……そんな緊張感の中でお話を聴いていました。その理由は、尾崎さんの欲望や上昇志向をむき出しにして、安定をかなぐり捨てて挑戦する若々しい姿は、今まで自分が見てきた「大人」のどれにも当てはまらない未知の存在だったからです。」というものです。

対面じゃないと伝えられないエネルギー、パワー、熱量を全部出し切ってきりました。

私が人を巻き込むために必要なのは圧倒的熱量だと思っています。温度差によって風の流れが起きる。気圧の変化によって冷たい空気が暖かい空気の方に流れる。つまり、私の熱量が高ければ高いほど、流れを一気に加速させられるのです。

翌週、学生は「尾崎さんのプロデュース力とは?」をグループワークの中で話し合ってくれた、とのこと。

学生たちのヒントになるような話ができていたら嬉しいです。